『日本海穴巡り&香住花火大会オフ』(1)

撮影日時:2009年7月25日
所在地:兵庫県北部



恒例にしつつある「香住ふるさと祭り花火大会」なんですが、
今年は違う形でオフ会が開催されたので参加してきました。
梅雨明けしない天候が続き、どうなる事かと思いましたが、
多少の変更はありましたが、何とか決行する事ができました。




第一部 穴巡り

まずは集合場所である道の駅「みなみ波賀」から出発するのですが、
R29沿いに北上して、鳥取県との県境にある戸倉隧道へ向かいます。


なにやら厳重に塞がれてます。


元々、こっちに目的があった訳じゃなくて…


左脇にある藪っぽい所ですが、よーく見ると道みたいなのがあるんですよ。
ここを探索する予定だったのですが、連日の雨で道中危なそうな場所があるので、
今回は見送ることに。
この時点では小雨も続いてましたし(^^;

ついでに、隧道内部をフェンスの間から撮ってみました。

あんまり古い感じはしないのですが、
大きさ的には奈良県内の山中を抜ける国道の隧道と似たような感じでしょうか。
普通車なら何とか離合も出来るけど、場所がら大型車が多く通行するようで、
大型車両には厳しい様子なので、色々と問題もあったようです。

さて、戸倉隧道を後にして、一旦R29を戻り、兵庫r48に入ります。
どっかのスーパーで休憩しつつ食料を買いつつ、今度は兵庫r6〜R429〜r6〜r39へと入ります。
そしてやってきたのがr39旧旧道となる栃原隧道です。


一見、確かに胡散臭そうな場所に車を止めて、旧道側から徒歩で軽く様子を見て、
旧旧道へと足を踏み入れていきます。


藪は藪なんですが、雨も上がって暫く経ってたので、入れなくない程度です。


ちょっと入れば、道があった感じがします。
でも、足元は路上河川みたいになってるのでじゅくじゅくなんですが(^^;


出た、朽ちかけの標識。


少々見辛いですが、高さ1.7mで幅は2.5mの規制です。
まぁ、実際は妖しい所ですが(^^;


この標識を少し過ぎると隧道が現れます。


この写真だと半分埋没しかけで凄く低い感じはしますが、
身長が1.8mある俺で屈まずに歩けるので、実際はそこまで低く無かったりします。

中に入るとまず迎えられるのが鋼板で巻かれた部分です。


ここで振り返って撮影。


鋼板巻きの部分が途切れると、煉瓦巻きの部分が出てきます。


正体が判らないのですが、何か妙にギラギラしたツブツブが煉瓦に付いてたりします。


煉瓦巻きが終わったな〜と思った境目に、
横の崩壊とともに、朽ちてぶら下がった照明があったり。


これ、よく見ると器具内の配線だけで安定器がぶら下がってるんですよね〜。
あと、こういう所だからかまともな防水型の器具使ってるようで、ソケット部分にパッキンが入ってるヤツです。
今時こういう器具使うなら錆び難いステンレス製を使うんですが、この時代だと鉄製しか無かったんだろうなと。
ちなみに、入ってきた脇の方に電力計ボックスがぶらさがってました。

そして素掘りの吹きつけみたいな場所に変わります。


境目の部分で振り返ってみると、煉瓦巻きの様子がよく解ります。


どうでも良いことなんですが、ぶら下がってる照明が付いてた様子がよう解らんのですがw

それはともかく、所々崩壊してます。


よーく見ると銀色っぽいものが表面に付いてるんですが、
これがよく解んないんですよね〜。




暫く進むと鋼板巻きの部分が現れるのですが、大崩落が現れます。
見辛いのですが、大きな穴ぼこがあります。


この部分はコンクリ巻きなのですが、山が出来る程崩壊してます。
右下にちょこっと移りこんでる白いのがそうです。


こんな状況なので、これ以上の進軍は避けたのですが、
代わりに反対側の様子を撮ってみました。


まぁ、ブレブレなんですけどねw

引き返す途中に一枚撮ってみました。


栃原初代隧道をあとにして、R312を北上して和田山市街へ出て昼食を取りました。
この後、R9を日本海側へ向けて移動し、途中道の駅「村岡ファームガーデン」にて休憩を入れ、
r47〜R178〜r261〜r260へと移動しています。
そしてやってきたのが三尾トンネル。


これ自体は普通にある立派なトンネルなんですが…


右側にある明らかに妖しいコンクリの坂道を上っていくと…


程なく妖しい感じの状態に。


旧トンネルというか隧道が現れました。


天気の影響か、ここの足元もぐじゅぐじゅになってますが…(^^;


中に入ってみるとコンクリ巻きですが、妙な感じで照明が取り付けられています。


器具自体は埋め込みのHIDランプのものなんですが、ボックス受けして配管が露出なんですよ。
普通、器具が埋め込みだったら配管も埋め込みだと思うんですが、その辺が全く謎だったりします。

そして、内部の様子を調査している二人。


内部は大きな崩落もなく、綺麗な状態を保っています。


よーく見ると、この隧道はS字の様にうねっています。

かと思えば、素掘りの吹きつけみたいな所もあったり。


なぜか、照明器具のカバーは全て落ちていたりしますが。

反対側の緑色が伺えます。


よーく見てみると鍾乳石みたいなのが出来ています。


で、もう一つ先ほどから気になるのは、ここの住人。


出た。当たると痛く無いけど妙な感触がする蝙蝠君です。


端の方へ近寄ると、コンクリ巻きに戻ります。
ま、ついでに何か写ってますがw


遠くから見た時、電線の束かな〜と思ってたら縄の束が置いてました。


かと思えば謎の看板がw


もうすぐ出口です。




隧道を抜けると、ちょっとゴツゴツした石が転がってますが、
藪にすっぽり隠れてしまっています。


引いて撮影してみると、特に扁額とかは無いようです。


右脇には石碑みたいなのが建っていますが…


そして、現道側へ降りて様子を見てみますが、
ちょうどこの部分はバス停になっています。


電話ボックスを横目に、ぱっと見は解りませんが…


よーく見れば穴があると言った感じです。


ひょっとすると、まだまだ車でも行けるじゃないかと思ったりも(ぉ

そんな事考えつつ、現トンネルを抜けて車へと戻ります。


建設は比較的新しいようです。


照明設備もきちんと備えられていますが、日中だからか間引き点灯しかしていません。




で、謎のマークが左側にw


そして車に戻ってきました。


このトンネル、日中でもそれなりに通行があるので、
異ナンバーの車3台が連なって止まってると異様だろうなとw

この後は、香住区方面へと移動し、いつもの『かすみ・矢田川温泉』で汗を流し、
花火大会会場へと向かいました。


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